診療支援
薬剤

グルカゴン新様式E運転△
2492・7229
glucagon
グルカゴンG Glucagon G〔遺伝子組換え〕(ノボ)
 :1mg/V
グルカゴン Glucagon〔合成〕(ILS)
 :1USP単位/V

適応

1成長ホルモン分泌機能検査

2〔合成〕インスリノーマの診断

3肝糖原検査

4低血糖時の救急処置

5消化管のX線及び内視鏡検査の前処置

6〔遺伝子組換え〕胃の内視鏡的治療の前処置

注意

1)4血糖上昇作用は,肝グリコーゲンの分解によるので,飢餓状態,副腎機能低下症,一部糖原病等の場合は血糖上昇効果がほとんど期待できない.又,アルコール性低血糖の場合には血糖上昇効果はみられない

2)6食道,十二指腸及び下部消化管の内視鏡的治療の前処置については未確立

用法

1合成:1USP単位又は0.03USP単位/1kg(1mLの注射用水に溶解) 皮下注・筋注 遺伝子組換え:0.03mg/kg(1mLの注射用水に溶解) 空腹時皮下注(最大投与量は1mg) ►血中HGH値は,通常,健常者では,本剤投与後60~180分でピークに達し,10ng/mL以上を示す.血中HGH値が5ng/mL以下の場合HGH分泌不全とする.尚,本剤投与後60分以降は30分毎に180分まで測定し,判断することが望ましい 2合成:1USP単位(1mLの注射用水に溶解) 静注 ►通常,健常者では,投与後5分以内に血中IRI値がピークに達し,100μU/mL以下を示し,血糖/IRI比は1以上である.インスリノーマの患者では,投与後6分以降に血中IRI値がピークに達し,100μU/mL以上を示し,血糖/IRI比は1以下である 3合成:1USP単位(生食液20mLに溶解) 3分かけて静注 小児0.03USP単位/kg(1mLの注射用水に溶解) 筋注 遺伝子組換え:1mg(生食液20mLに溶解) 3分かけて静注 小児0.03mg/kg 筋注(最大投与量は1mg) ►通常,健常小児では,本剤筋注後30~60分で血糖はピークに達し,前値より25mg/dL以上上昇.正常成人では,本剤の静注後15~30分でピークに達し,前値より30~60mg/dL上昇.し

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