診療支援
薬剤

ナドロールH運転△
2123・2149
nadolol
ナディック Nadic(住友)
 :30mg

適応

本態性高血圧症(軽症~中等症),狭心症,頻脈性不整脈

用法

1日1回30~60mg(増減) 注意

①褐色細胞腫の患者では,単独投与により急激に血圧が上昇する為,α遮断剤で初期治療後に投与し,常にα遮断剤を併用

②腎障害患者では血中濃度が高値になる為,Ccr値が50mL/分,糸球体濾過値が50mL/分以下の場合は,投与間隔を延長等慎重に投与

禁忌

1)気管支喘息,気管支痙攣,慢性閉塞性肺疾患の恐れ(気管支筋を収縮させ,喘息症状の誘発及び症状の悪化)

2)糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(心筋収縮力の抑制が増強)

3)高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),洞房ブロック,洞不全症候群(心刺激伝導の抑制により,症状悪化)

4)心原性ショック(心拍出量の抑制により,循環不全が悪化)

5)肺高血圧による右心不全(心拍出量の抑制により,症状悪化)

6)うっ血性心不全(心収縮力抑制作用により,

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