▼定義
円錐動脈幹中隔のらせん形成異常により,前方大血管が右心室から起始し,後方大血管が50%以上心室中隔欠損(ventricular septal defect:VSD)を介して右心室から起始する.
▼病態・分類(図3-100図)
大血管の位置関係や心室中隔欠損孔の位置関係により,大動脈弁下型VSDと肺動脈弁下型VSDに分類される.その他,まれな両半月弁下型VSDと遠隔型VSD(両大血管が完全に右心室から起始する)がある.
▼疫学
先天性心疾患の約1%を占める.
▼診断
➊臨
円錐動脈幹中隔のらせん形成異常により,前方大血管が右心室から起始し,後方大血管が50%以上心室中隔欠損(ventricular septal defect:VSD)を介して右心室から起始する.
大血管の位置関係や心室中隔欠損孔の位置関係により,大動脈弁下型VSDと肺動脈弁下型VSDに分類される.その他,まれな両半月弁下型VSDと遠隔型VSD(両大血管が完全に右心室から起始する)がある.
先天性心疾患の約1%を占める.
➊臨
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