▼定義
腸管が腸間膜を軸に回転して捻れたもの.
▼病態
腸管の過長,可動性腸間膜,癒着,慢性便秘,蠕動などが発症の誘因と考えられている.捻転の口側腸管は拡張するとともに血行障害が増強する.
▼疫学
多くは大腸捻転であり,小腸捻転はまれである.S状結腸軸捻転症が70%以上を占める.
▼診断
➊症状
腹痛,悪心
腸管が腸間膜を軸に回転して捻れたもの.
腸管の過長,可動性腸間膜,癒着,慢性便秘,蠕動などが発症の誘因と考えられている.捻転の口側腸管は拡張するとともに血行障害が増強する.
多くは大腸捻転であり,小腸捻転はまれである.S状結腸軸捻転症が70%以上を占める.
➊症状
腹痛,悪心
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