診療支援
治療

(2)肝類上皮性血管内皮腫
hepatic epithelioid hemangioendothelioma
阪森 亮太郎
(大阪大学大学院学内講師・消化器内科学)
竹原 徹郎
(大阪大学大学院教授・消化器内科学)

▼概念・診断

 終末静脈枝の血管内皮細胞に由来する低悪性度腫瘍で,100万人に1人以下のまれな疾患である.病因は不明である.腫瘍は右葉に発生することが多く,結節型とびまん型に分類される.組織学的には,類上皮様の異型性のある紡錘形上皮様細胞であ

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?