適応
1帯状疱疹後神経痛
2腰痛症,頸肩腕症候群,肩関節周囲炎,変形性関節症
用法
1日4錠(16単位) 分2(朝夕)(増減) 注意帯状疱疹後神経痛に対し,4週間で効果の認められない場合は漫然と投薬を続けないよう注意
禁忌
過敏症
注意
〈適用上〉
①調製時
a)PTP包装から取り出した無包装状態で高温多湿下に放置すると特異な成分臭の発生→自動分包機使用の際は注意
b)粉砕×本剤はフィルムコーティングを施しているので,粉砕混合は避ける
➋交付時
a)フィルムコーティングを施しているので噛まずに服用
b)保存する際は,湿気・光を避けて保存するよう指導
患者背景
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉慎重に
相互
CYP1A2,CYP2A6,CYP2C8,CYP2C9,CYP2C19,CYP2D6及びCYP4A11の基質となる種々の薬物の代謝に影響を与えないこと,またCYP2E1,CYP3A4により代謝される併用薬物との相互作用が起こる可能性は極めて低いことが示唆されている(in vitro試験)
副作用
〈重大〉
1)肝機能障害,黄疸(AST・ALT・γ-GTPの上昇等)
2)ショック,アナフィラキシー
〈その他〉
1)過敏症(発疹,蕁麻疹,瘙痒)
2)消化器(胃部不快感,悪心・嘔気,食欲不振,下痢・軟便,胃痛,口渇,腹部膨満感,便秘,口内炎,胃重感,胃部膨満感,腹痛,放屁過多,消化不良,胸やけ,胃のもたれ感,胃腸障害,嘔吐)
3)精神神経(眠気,めまい・ふらつき,頭痛・頭重感)
4)その他(全身倦怠感,浮腫,熱感,動悸,皮膚感覚の異常)
作用
中枢性鎮痛機構であるモノアミン作動性下行性疼痛抑制系の活性化作用,侵害刺激局所における起炎物質であるブラジキニンの遊離抑制作用,末梢循環改善作用等が考えられる
保存
遮光・防湿
臨床解説
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液
適応外使用
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