適応
1以下の疾患に伴う諸症状の改善:消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍,カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍,ガストリン産生腫瘍)
2以下の疾患における成長ホルモン,ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善:先端巨大症,下垂体性巨人症(外科的処置,他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)
3進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善
4先天性高インスリン血症に伴う低血糖(他剤による治療で効果が不十分な場合)
注意2下垂体性巨人症については,脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し,下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認 4ジアゾキシドによる治療で効果が不十分な場合に本剤の投与を検討すること.重症低血糖によって引き起こされる中枢神経症状に対する有効性は認められていない
用法
121日量100又は150μgより投与開始.