適応
〔エリキシル〕
1以下の疾患又は状態におけるK補給
a)降圧利尿薬,副腎皮質ホルモン,強心配糖体,インスリン,ある種の抗生物質等の連用時
b)低K血症型周期性四肢麻痺
c)重症嘔吐,下痢,K摂取不足及び手術後
2低Cl性アルカローシス
徐錠低K血症の改善 注
1以下の疾患又は状態におけるK補給
a)降圧利尿薬,副腎皮質ホルモン,強心配糖体,インスリン,ある種の抗生物質等の連用時
b)低K血症型周期性四肢麻痺
c)重症嘔吐,下痢,K摂取不足及び手術後
2低Cl性アルカローシス
3電解質補液の電解質補正
用法
〔エリキシル〕1日20~100mL(塩化カリウムとして2~10g)を数回に分服(増減) ►多量の水と共に服用 徐錠1回2錠 1日2回(増減) 小児徐錠回避 注塩化カリウムとして1回0.75~3g(Kとして10~40mEq)(増減)を注射用水,5%ブドウ糖液,生食液又は適当な希釈液で希釈 希釈後の濃度は0.3W/v%(Kとして40mEq/L)以下の濃度とし,1分間8mLを超えない速度で静注 ►1日投与量は塩化カリウムとして7.5g(Kとして100mEq)を超えない ►カリウム剤を急速静注すると不整脈,場合によっては心停止を起こすので,点滴静注のみに使用 〔共通〕塩化カリウムとして1回60~380mg〔Kとして0.8~5mEq(本剤0.4~2.5mL)〕を適当な希釈液で0.3W/v%(Kとして40mEq/L)以下の濃度とし,1分間8mLを超えない速度で静注
禁忌
1)重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下或いは投与直前の排尿が20mL/hr以下)(高K血症悪化)
2)副腎機能障害(アジソン病)(高K血症悪化)
3)高K血症(不整脈,心停止の恐れ)
4)高K血性周期性四肢麻痺(発作と高K血症誘発)
5)徐錠〔エリキシル〕消化管の通過障害(消化管の閉塞,潰瘍,穿孔発現)
a)食道狭窄(心肥大,食道癌,胸部大動脈