適応
1既存治療で効果不十分な以下の疾患:関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む),多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎,全身型若年性特発性関節炎,成人スチル病
2キャッスルマン病に伴う諸症状及び検査所見(CRP高値,フィブリノーゲン高値,赤沈亢進,Hb・アルブミン低値,全身倦怠感)の改善.但し,リンパ節の摘除が適応とならない患者に限る
3腫瘍特異的T細胞輸注療法に伴うサイトカイン放出症候群
4SARS-CoV-2による肺炎(但し,酸素投与を要する患者に限る)
注意〔関節リウマチ及び多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎〕過去の治療において,少なくとも1剤の抗リウマチ薬による適切な治療を行っても効果不十分な場合に投与 〔全身型若年性特発性関節炎,成人スチル病〕
1)過去の治療において,副腎皮質ステロイド剤による適切な治療を行っても効果不十分な場合に投与
2)重篤な合併症としてマクロファージ活性