適応
1統合失調症 2双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善 3抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心,嘔吐) 注意3強い悪心,嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与の場合に限り使用
用法
11日1回5~10mgより開始,維持量1日1回10mg(増減) 2〔躁症状〕1日1回10mgより開始(増減) 〔うつ症状〕1日1回5mgより開始,その後1日1回10mgに増量.就寝前(増減) ►何れも1日量は20mgを超えない 31日1回5mg(適宜増) ►1日量10mgを超えない 注意3
①原則としてコルチコステロイド,5-HT3受容体拮抗薬,NK1受容体拮抗薬等と併用して使用
②原則として抗悪性腫瘍剤の投与前に投与し,がん化学療法の各サイクルにおける本剤の投与期間は6日間までを目安
!警告
1)著しい血糖の上昇から,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡等の重大な副作用が出現し死亡