適応
うつ病・うつ状態 注意
1)抗うつ剤の投与により,24歳以下で,自殺念慮,自殺企図のリスク増加の報告.又,特に18歳未満の大うつ病性障害では,プラセボと比較して自殺念慮,自殺企図のリスクが高くなる可能性→投与にあたっては,リスクとベネフィットを考慮
2)18歳未満の大うつ病性障害には適応を慎重に検討
用法
1日37.5mgを初期用量とし,1週後より1日75mgを1日1回食後.尚,年齢,症状に応じ1日225mgを超えない範囲で増減,増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として75mgずつ 注意
①投与量は,必要最小限となるよう,患者毎に慎重に観察しながら調節(増量により不眠症状,血圧上昇等のノルアドレナリン作用)
②中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)では,血中濃度上昇,特に投与初期に副作用が発現しやすくなることあり→37.5mgを2日に1回投与から開始,1週間後に37.5mgを1日1回