診療支援
薬剤

ロピニロール塩酸塩新様式運転×
1169
ropinirole hydrochloride
レキップ ReQuip(GSK)
 :0.25・1・2mg CR錠(徐放):2・8mg
ハルロピ Haruropi(久光)
 テープ:8・16・24・32・40mg/枚
ロピニロール(0.25・1・2 長生堂,OD錠0.25・1・2 共和,徐錠2・8 各社)

適応

パーキンソン病

用法

1回0.25mg,1日3回から開始,1週毎に1日量として0.75mgずつ増量し,4週目に1日量3mgとする.以後経過観察しながら必要に応じ,1日量として1.5mgずつ1週間以上の間隔で増量し,維持量(標準1日量3~9mg)を定める(増減) ►いずれの場合も1日3回 ►1日量として15mgを超えない 徐錠1日1回2mgから開始,2週目に4mg/日とする.以後経過観察しながら必要に応じ,2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量 1日1回(増減) ►1日量として16mgを超えない 1日1回8mgから始め,以後経過を観察しながら必要に応じて1週間以上の間隔で1日量として8mgずつ増量.何れの投与量の場合も1日1回,胸部,腹部,側腹部,大腿部又は上腕部の何れかの皮膚に貼付し,24時間毎に貼り替える(増減) ►1日量として64mgを超えない 注意

①少量から開始し消化器症状(悪心,嘔吐等),血圧等の観察→忍容性をみながら慎重に増量し適切な維持量を定める 投与中止後再投与の際にも少量から開始を考慮

一般に空腹時投与で悪心・嘔吐等の消化器症状が多く発現の可能性→食後投与が望ましい

徐錠できるだけ同じ時間帯に服用するよう指導

徐錠速放錠と用法・用量が異なることに注意.速放錠から切り替える場合は,翌日から切り替え可能だが,患者の状態を観察し,添付文書の「臨床成績」の項を参考に用量を選択

!警告

‍ 前兆のない突発的睡眠及び傾眠等あり.また突発的睡眠等により自動車事故の報告.患者に突発性睡眠・傾眠等についてよく説明し,本剤服用中には,自動車の運転,機械の操作,高所作業等危険を伴う作業に従事させないよう注意

禁忌

1)過敏症

2)妊婦・妊娠

注意

〈基本〉

➊突発的睡眠により自動車事故の報告あり.突発的睡眠及び傾眠等についてよく説明→運転不可.海外では突発的睡眠の経験症例の中には,傾眠や過

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