診療支援
薬剤

セレギリン塩酸塩運転×
1169
selegiline hydrochloride
エフピー FP(FP)
 OD錠:2.5mg
セレギリン塩酸塩(2.5 各社)

適応

パーキンソン病(レボドパ含有製剤を併用する場合:Yahr重症度ステージⅠ~Ⅳ,レボドパ含有製剤を併用しない場合:Yahr重症度ステージⅠ~Ⅲ)

用法

〈レボドパ含有製剤を併用する場合〉1日1回2.5mgを朝食後から始め,2週毎に1日量として2.5mgずつ増量し,最適投与量を定めて,維持量 標準維持量:1日7.5mg(増減) ►1日量5.0mg以上の場合は朝食及び昼食後に分服(但し,7.5mgの場合は朝食後5.0mg及び昼食後2.5mg) ►1日10mgを超えない 〈レボドパ含有製剤を併用しない場合〉1日1回2.5mgを朝食後から始め,2週毎に1日量として2.5mgずつ増量し,1日10mgとする ►1日量が5.0mg以上の場合は朝食及び昼食後に分服(但し,7.5mgの場合は朝食後5.0mg及び昼食後2.5mg) ►1日10mgを超えない 注意レボドパ含有製剤投与中に本剤投与を開始する場合,及び本剤投与中にレボドパ含有製剤投与を開始する場合には,併用によりレボドパの副作用が増強されることがあるので,観察を十分に行い慎重に維持量を決定.維持量投与後,併用効果と思われる不随意運動,幻覚,妄想等が現れた場合,本剤又はレボドパの減量等適切に処置.尚,本剤又はレボドパの減量を行う際には,本剤のMAO-B阻害作用が長期間持続して効果の減弱に時間を要することも考慮

!警告

1)三環系抗うつ剤(アミトリプチリン塩酸塩等)との併用はしない.又,本剤投与を中止してから三環系抗うつ剤投与を開始するには少なくとも14日間の間隔を置く

2)本剤は用量の増加とともにMAO-Bの選択的阻害効果が低下し,非選択的MAO阻害による危険性.また更なる効果が認められないため,1日10mgを超える用量を投与しない

禁忌

1)過敏症

2)ペチジン,トラマドール,タペンタドールを投与中(高度の興奮,精神錯乱等の報告)

3)非選択的MA

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