適応
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing off現象の改善 注意レボドパ含有製剤の投与量又は投与回数の調節を行ってもwearing off現象が認められる患者に使用
用法
レボドパ含有製剤と併用.50mgを1日1回経口.尚症状に応じて100mgを1日1回経口可 注意
①レボドパ含有製剤との併用でレボドパ由来の副作用(ジスキネジア等)が現れることがある.開始時又は増量時には患者の状態を十分観察し,当該副作用発現の場合は,本剤或いはレボドパ含有製剤の用量を調節
②中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B)患者には1日50mgを超えない
禁忌
1)他のMAO阻害剤(セレギリン,ラサギリン)を投与中
2)ペチジン含有製剤,トラマドール含有製剤又はタペンタドールを投与中
3)三環系抗うつ剤(アミトリプチリン,アモキサピン,イミプラミン,クロミプラミン,ドスレピン,トリミプラミン,ノルトリプチリン,ロフェプラミン),四環系抗うつ剤(マプロチリン,ミアンセリン,セチプチリン),SSRI(フルボキサミン,パロキセチン,セルトラリン,エスシタロプラム),SNRI(ミルナシプラン,デュロキセチン,ベンラファキシン),選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(アトモキセチン)又はノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤(ミルタザピン),中枢神経刺激剤(メチルフェニデート,リスデキサンフェタミン)を投与中
4)重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)
5)過敏症
6)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
➊日中の傾眠,前兆のない突発的睡眠→運転不可
➋病的賭博(個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず,持続的にギャンブルを繰り返す状態),病的性欲亢進,強迫性購買,暴食等の衝動制御障害→中止等処置.患者及び家族等にこれらの症状について説明
③起立性低血圧又は低血圧の為,めまい,立ちくら