適応
レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing-off現象)の改善 注意
1)症状の日内変動(wearing-off現象)が認められるパーキンソン病患者に対して使用
2)レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩による治療において,十分な効果の得られない患者に対して使用
用法
レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩と併用.25mgを1日1回,レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩の投与前後及び食事の前後1時間以上あけて経口 注意
①本剤はレボドパ含有製剤との併用で効果がみられる→単剤で使用しても効果は認められない
②本剤はレボドパの生物学的利用率を高める為,レボドパによるドパミン作動性の副作用(ジスキネジア,幻覚,悪心,嘔吐及び起立性低血圧)が現れる場合がある.この為,投与開始時は十分観察し,ドパミン作動性の副作用がみられた際は,レボドパ含有製剤を調節
③本剤は生活習慣,レボドパ含有製剤の投与時間帯等を考慮して適切な投与時間(就寝前等)を定め,毎日一定の時間帯に投与
禁忌
1)過敏症
2)褐色細胞腫又はパラガングリオーマ,その他のカテコールアミン分泌腫瘍(高血圧クリーゼのリスクが増大)
3)悪性症候群又は非外傷性横紋筋融解症の既往歴(投与中止に伴い,悪性症候群や横紋筋融解症の発現リスクが増大)
4)重度肝機能障害(Child-Pugh分類C)(本剤の血中濃度が上昇)
注意
〈基本〉
①本剤はレボドパの生物学的利用率を高める為,レボドパによるドパミン作動性の副作用(ジスキネジア,幻覚,悪心,嘔吐及び起立性低血圧)が現れる場合がある.この為,抗パーキンソン剤を併用の際は,当該投与量の調節等,注意深く観察しながら投与
➋前兆のない突発的睡眠,傾眠,起立性低血圧,めまいの発現→運転不可
③本剤は常にレボ