適応
1気管支喘息
2脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害によるめまいの改善
用法
11回10mg 1日2回 21回10mg 1日3回(増減) 注意2投与期間は,臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが,投与12週で効果が認められない場合は投与中止
禁忌
頭蓋内出血後,止血が完成していないと考えられる患者(止血の完成を遅らせるおそれ)
注意
〈基本〉
➊1気管支拡張剤,ステロイド剤と異なり,既に起こっている発作を速やかに軽減する薬剤ではないことを十分に説明
〈適用上〉徐放性製剤であるため,カプセル内容物を取り出して調剤しない
患者背景
〈合併・既往〉
①長期ステロイド療法を受けている気管支喘息患者(本剤投与によりステロイド剤の減量を図る場合は十分な管理下で徐々に)
②脳梗塞急性期(症状悪化のおそれ)
〈肝〉肝機能障害
〈妊婦〉非推奨(動物で新生児の発育遅延等が報告) 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物