診療支援
薬剤

バクロフェン新様式運転×
1249
baclofen
ギャバロン Gabalon(第一三共)
 髄注:0.005% 0.05mg/1mL/A,0.05% 10mg/20mL/A,0.2% 10mg/5mL/A

適応

脳脊髄疾患に由来する重度の痙性麻痺(既存治療で効果不十分な場合に限る) 

用法

〔スクリーニング(効果の確認)〕専用ポンプシステムを植込む前に効果を確認するためスクリーニングを実施(髄注0.005%を使用) 成人1日1回50μgをバルボタージ法(ポンピング)により髄腔内投与し,抗痙攣効果を1~8時間後に確認.期待した効果がない場合,初回投与から24時間以降に75μgに増量の上同様に髄腔内投与して1~8時間後に効果を確認.期待した効果がない場合,2回目の投与から24時間以降に100μgに増量の上同様に髄腔内投与して1~8時間後に効果を確認.100μgでも効果がない場合,本剤の治療対象とはならない 小児1日1回25μgをバルボタージ法(ポンピング)により髄腔内投与し,抗痙縮効果を1~8時間後に確認.但し,体格,症状等を考慮して増量できるが,初回投与量の上限は50μgとする.期待した効果がない場合,初回投与量が50μg未満である場合は50μg,50μgである場合は75μgに増量の上,髄腔内投与して1~8時間後に効果を確認.期待した効果がない場合,成人の用法・用量に準じて増量の上,同様に髄腔内投与して1~8時間後に効果を確認.100μgでも効果がない場合,本剤の治療対象とはならない 〔適正用量の設定〕専用ポンプシステム植込み後の適正用量の設定には,髄注0.05%又は0.2%を用いる ►髄注0.2%は0.05~0.2%の範囲内で生食液にて希釈して使用可 1.用量設定期(滴定期)(植込み後60日まで)スクリーニングで抗痙縮効果が認められた患者には,その用量を初回1日用量とし,専用の植込み型ポンプシステムを用い24時間かけて髄腔内投与 成人1日用量が50~250μgとなる範囲で症状に応じ適宜増減.用量調整は通常1日1回で以下の通り.尚,1日用量の上限は600μg 脊髄疾患〔脊髄損傷,脊髄

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