適応
高血圧症
用法
1日1回50~100mg(増減) 1日最大200mgまで
禁忌
1)過敏症
2)妊婦・妊娠
3)アリスキレン投与中の糖尿病(但し,他の降圧治療でもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)
注意
〈基本〉
①ARB投与中に肝炎等の重篤な肝障害が報告→肝機能検査等観察
➋降圧作用に基づくめまい,ふらつき→運転注意
③手術前24時間は投与しないが望ましい.ARB投与中の患者は,麻酔及び手術中にレニン-アンジオテンシン系の抑制作用による高度な血圧低下
患者背景
〈合併・既往〉
①両側性又は片腎で腎動脈狭窄:不可(やむを得ない場合を除く)(腎血流量減少や糸球体濾過圧低下により急速に腎機能を悪化)
②高K血症:不可(やむを得ない場合を除く)(高K血症を増悪.又,腎機能障害,コントロール不良の糖尿病等により血清K値が高くなり易い患者では,血清K値注意)
③脳血管障害(過度の降圧が脳血流不全を引き起こし,病態