適応
経口抗アルドステロン薬の服用困難な以下症状(高アルドステロン症によると考えられる)の改善:原発性アルドステロン症,心性浮腫(うっ血性心不全),肝性浮腫,開心術及び開腹術時における水分・電解質代謝異常 注意
1)適用対象は,経口抗アルドステロン薬の服用が困難で,高アルドステロン症によると考えられる症状であり,投与に際しては,特に適応,症状を考慮し,他の治療法により十分に治療効果が期待出来ない場合にのみ投与を考慮
2)経口抗アルドステロン薬の服用が可能になった場合及び所期の効果が認められない場合は速やかに投与を中止
用法
1回100~200mgを1日1~2回,ブドウ糖,生食,注射用水10~20mLに溶解して緩徐に静注(増減),1日投与量として600mgを超えない.又,投与期間は原則として2週間を超えない 注意投与期間は,原則として2週間までとし,漫然と長期にわたって投与しないよう留意
禁忌
1)無尿又