適応
1以下の疾患に基づくうっ血性心不全(肺水腫,心臓喘息等を含む):先天性心疾患,弁膜疾患,高血圧症,虚血性心疾患(心筋梗塞,狭心症等),肺性心(肺血栓・塞栓症,肺気腫,肺線維症等によるもの),その他の心疾患(心膜炎・心筋疾患等),腎疾患,甲状腺機能亢進・低下症等
2心房細動・粗動による頻脈
3発作性上室性頻拍
4以下の際における心不全及び各種頻脈の予防と治療:手術,急性熱性疾患,出産,ショック,急性中毒
用法
内成人
①急速飽和療法(飽和量1.0~4.0mg):初回0.5~1.0mg,以後0.5mgを6~8時間毎に投与し,十分効果の現れるまで続ける
②比較的急速飽和療法を行うことが出来る
③緩徐飽和療法を行うことが出来る
④維持療法:1日0.25~0.5mg
小児
①急速飽和療法
a)2歳以下:0.06~0.08mg/kg/日 分3~4
b)2歳以上:0.04~0.06mg/kg/日 分3~4
②維持療法:飽和量の