適応
1気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る) 注意
1)高用量の吸入ステロイド薬とその他の長期管理薬を併用しても,全身性ステロイド薬の投与等が必要な喘息増悪を来す患者に追加して投与
2)投与前の血中好酸球数が多いほど本剤の気管支喘息増悪発現に対する抑制効果が大きい傾向が認められている.又,データは限られているが,投与前の血中好酸球数が少ない患者では,十分な気管支喘息増悪抑制効果が得られない可能性がある.本剤の作用機序及び臨床試験で認められた投与前の血中好酸球数と有効性の関係を十分に理解し,患者の血中好酸球数を考慮した上で,適応患者を選択
3)既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので,急性の発作に対しては使用しないこと
2既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 注意過去の治療において,全身性ステロイド薬による適切な治療