診療支援
薬剤

ベンラリズマブ(遺伝子組換え)新様式
229
benralizumab(genetical recombination)
ファセンラ Fasenra(アストラゼネカ)
 皮下注:30mg/1mL/シリンジ

適応

気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る) 注意

1)高用量の吸入ステロイド薬とその他の長期管理薬を併用しても全身性ステロイド薬の投与等が必要な喘息増悪を来す患者に本剤を追加して投与

2)投与前の血中好酸球数が多い程,本剤の気管支喘息増悪発現に対する抑制効果が大きい傾向が認められている.又データは限られているが投与前の血中好酸球数が少ない患者では,十分な気管支喘息増悪抑制効果が得られない可能性がある.本剤の作用機序及び臨床試験で認められた投与前の血中好酸球数と有効性の関係を十分に理解し,患者の血中好酸球数を考慮した上で,適応患者の選択を行う

3)本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではない為,急性の発作に対しては使用しない

用法

1回30mgを初回,4週後,8週後に皮下注射,以降8週間隔で皮下注

禁忌

過敏症

注意

〈基本〉

①投与は気管支喘

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