適応
以下の疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の寛解:気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎,肺気腫) 注意
1)気管支喘息の急性症状を軽減させる薬剤ではない
2)使用開始前には,患者の喘息症状を比較的安定な状態にしておく.喘息発作重積状態又は喘息の急激な悪化状態のときには,原則として本剤は使用しない
3)気管支喘息治療の基本は,吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の使用であり,吸入ステロイド剤等により症状の改善が得られない場合,あるいは患者の重症度から吸入ステロイド剤等との併用による治療が適切と判断された場合にのみ,本剤と吸入ステロイド剤等を併用して使用する
用法
1回50μg 1日2回 朝・就寝前に吸入
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には,本剤が適当でないと考えられるので,漫然と投与を継続せず中止
➋過度に使用を続けた場合,不整脈,場合により心停止を起こす