適応
1胃潰瘍,十二指腸潰瘍
2逆流性食道炎
3急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善(75mgのみ)
用法
11回150mg 1日2回(朝食後・就寝前) 又は 1回300mg 1日1回(就寝前)(増減) 21回150mg 1日2回 (朝食後・就寝前)(増減) 31回75mg 1日2回 (朝食後・就寝前)(増減)
注意
〈基本〉血液像,肝機能,腎機能等に注意 〈その他〉胃癌による症状を隠蔽することがあり→悪性でないことを確認して投与
患者背景
〈合併・既往〉薬物過敏症の既往歴 〈腎〉血中濃度持続→減量又は投与間隔をあけて使用.腎排泄が主のため腎機能障害に150mg経口投与した場合,腎機能低下に伴う血中半減期遅延と血漿クリアランス低下あり 〈肝〉血中濃度上昇
〈妊婦〉妊B3有益のみ(動物で流産,胎仔体重低下及び生存胎仔数の減少) 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物