適応
1胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎
2下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善:急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期
3麻酔前投薬
注意重症(ロサンゼルス分類Grade C又はD)の逆流性食道炎に対する有効性及び安全性は未確立
用法
11回10mg 1日2回 朝食後,夕食後又は就寝前(増減) 21回10mg 1日1回 夕食後又は就寝前(増減) 31回10mg 手術前日就寝前及び手術当日麻酔導入2時間前の2回
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①血液像,肝機能,腎機能等に注意
〈適用上〉
➊OD錠舌の上にのせ唾液を浸潤させると崩壊するため,水なしでも服用可.水で服用もできる
➋OD錠寝たままの状態では,水なしで服用させない
〈その他〉胃癌による症状を隠蔽することあり→悪性でないことを確認の上投与
患者背景
〈合併・既往〉
①薬物過敏症の既往歴
②透析患者:低用量から慎重に投与(非透析時の最高血中濃度が健康