適応
以下の疾患における制酸作用と症状の改善:胃・十二指腸潰瘍,胃炎,上部消化管機能異常
用法
1日 顆1.6~4.8g 液16~48mLを数回に分服(増減) ►顆粒は用時1gを約10mLの水に懸濁するか,そのまま服用 ►風味図
禁忌
透析療法を受けている患者(長期投与:アルミニウム脳症,アルミニウム骨症,貧血等)
注意
〈適用上〉
➊顆用時懸濁し速やかに服用.本剤を水と経口投与する場合は,コップ1杯の水と服用
〈小児〉低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児未確立 〈高齢〉注意
相互
〈併用注意〉併用薬剤:本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇により併用薬剤の吸収・排泄に影響→慎重に
1)ペニシラミン:効果減弱→同時投与により吸収率低下の報告
2)ミコフェノール酸モフェチルの作用減弱→吸収減少の報告
3)アジスロマイシンの最高血中濃度低下の報告
4)テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン,ミノサイクリン等),ニューキノロン系抗菌薬(エノキサシン,シプロフロキサシン,ノルフロキサシン等),ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤(エチドロン酸二Na)の効果減弱→同時に服用させない等慎重に(キレートを形成し,前記薬剤の吸収阻害)
5)ジギタリス製剤(ジゴキシン等),甲状腺ホルモン剤(レボチロキシンNa等),胆汁酸製剤(ウルソデオキシコール酸,ケノデオキシコール酸),フェキソフェナジンの効果減弱→同時に服用させない等慎重に(消化管内で吸着し,前記薬剤の吸収阻害)
6)鉄剤(硫酸鉄,フマル酸第一鉄等)の効果減弱→同時に服用させない等慎重に(胃内pHの上昇及び難溶性塩形成し,前記薬剤の吸収阻害)
7)セフジニル,セフポドキシムプロキセチルの効果減弱→同時に服用させない等慎重に(機序不明.前記薬剤の吸収阻害の報告)
8)活性型ビタミンD3製剤(アルファカルシドール,カルシトリオール):高Mg血症を起こす→慎重に〔Mgの