適応
慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く) 注意薬剤性及び症候性の慢性便秘症患者を対象に有効性及び安全性を評価する臨床試験は未実施
用法
1日1回10mg 食前(増減) 1日最大15mg
禁忌
1)過敏症
2)腫瘍,ヘルニア等による腸閉塞が確認又は疑い(腸閉塞を悪化)
注意
〈基本〉投与中は腹痛や下痢が現れる為,症状に応じて減量,休薬又は中止を考慮し,漫然と継続投与しないよう,定期的に投与継続の必要性を検討
患者背景
〈肝〉重篤な肝障害(胆道閉塞や胆汁酸分泌が低下している患者等では効果が期待できない場合がある)
〈妊婦〉有益のみ〔動物で大量経口投与により,母体毒性(1,000mg/kg/日)並びに出生児の生存性,成長及び発達に影響(350mg/kg/日以上)〕 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行する報告) 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉減量等注意
相互
P糖蛋白質の阻害作用を有する 〈