診療支援
薬剤

インスリン グラルギン(遺伝子組換え)新様式EH運転△
2492
insulin glargine(genetical recombination)
ランタスXR LantusXR(サノフィ)
 注ソロスター:450単位/1.5mL/キット

適応

インスリン療法が適応となる糖尿病 注意2型糖尿病においては急を要する場合以外は,予め糖尿病治療の基本である食事療法,運動療法を十分行った上で適用を考慮

用法

初期は1日1回4~20単位を皮下注射するが,時に他のインスリン製剤を併用.注射時刻は毎日一定とする.投与量は,症状及び検査所見に応じて増減.尚,その他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は,通常1日4~80単位.但し,必要により上記用量を超えて使用 注意

①作用時間,1mLあたりのインスリン含有単位と病状に留意し,その製剤的特徴に適する場合に投与

②糖尿病性昏睡,急性感染症,手術等緊急の場合は,本剤のみで処置することは適当でなく,速効型インスリン製剤を使用

③他の基礎インスリン製剤から本剤に変更する場合,以下を参考に本剤の投与を開始し,その後の状態に応じて用量を増減等,本剤の作用特性を考慮の上慎重に

a)インスリン グラルギン100単位/mL製剤から本剤に変更:通常初期用量は,前治療のインスリン グラルギン100単位/mL製剤の1日投与量と同単位を目安として投与を開始

b)インスリン グラルギン100単位/mL製剤以外の基礎インスリン製剤から本剤に変更:

1.1日1回投与の基礎インスリン製剤から本剤に変更→通常初期用量は,前治療の中間型又は持効型インスリン製剤の1日投与量と同単位を目安として投与を開始

2.1日2回投与の基礎インスリン製剤から本剤に変更→通常初期用量は,前治療の中間型又は持効型インスリン製剤の1日投与量の80%を目安として投与を開始

④併用している速効型インスリン製剤,超速効型インスリンアナログ製剤又は他の糖尿病用薬の投与量及び投与スケジュールの調整が必要となることあり→注意

⑤インスリン製剤以外の他の糖尿病用薬から本剤に変更又はインスリン製剤以外の他の糖尿病用薬と本剤を併用:投与にあたっては低用量から開始等,本剤の作

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