診療支援
薬剤

(合剤)インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)新様式H運転△
insulin degludec(genetical recombination)・insulin aspart(genetical recombination)
ライゾデグ Ryzodeg(ノボ)  2492
 配合注フレックスタッチ:インスリン デグルデク(遺伝子組換え)210単位(1,260nmol),インスリン アスパルト(遺伝子組換え)90単位(540nmol)/3mL/キット

適応

インスリン療法が適応となる糖尿病 注意2型糖尿病では,急を要する以外は,予め糖尿病治療の基本の食事療法,運動療法を十分行った上で適用を考慮

用法

〔超速効型インスリン(インスリン アスパルト)と持効型インスリン(インスリン デグルデク)を3:7のモル比で含有する溶解インスリン製剤〕 初期:1回4~20単位を1日1~2回皮下注.1日1回投与では,主たる食事の直前に投与し,毎日一定とする.1日2回投与では,朝食直前と夕食直前に投与(適宜増減) 維持量:通常1日4~80単位.必要により上記用量を超えて使用することがある 注意

①本剤は,作用発現が速いため,食事の直前に投与

②本剤の作用時間や患者の病状に留意.他のインスリン製剤と同様に,病状が本剤の製剤的特徴に適する場合に投与

③1日1回投与の場合には,朝食,昼食又は夕食のうち主たる食事の直前に投与.いずれの食事の直前に投与するかは毎日一定とする

④インスリン依存状態にある患者(1型糖尿病等)には,他のインスリン製剤と併用して本剤は1日1回投与とする

⑤糖尿病性昏睡,急性感染症,手術等緊急の場合は,本剤のみで処置することは適当でなく,速効型インスリン製剤を使用

⑥1日1回又は1日2回投与の中間型又は持効型インスリン製剤或いは混合製剤によるインスリン治療から本剤に変更する場合,状態に応じて用量を決定等慎重に本剤の投与を開始.目安として1日投与量は前治療におけるインスリン製剤の1日投与量と同単位で開始し,その後の患者の状態に応じて用量を増減等,作用特性を考慮の上行う

⑦インスリン以外の他の糖尿病用薬から本剤に切り替える場合又はインスリン以外の他の糖尿病用薬と併用の際は,低用量から開始等,本剤の作用特性を考慮の上慎重に

⑧本剤の投与開始時及びその後の数週間は血糖コントロールのモニタリングを十分に行う.併用する他の糖尿病用薬の投与量や投与スケジュールの調

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