診療支援
薬剤

レパグリニド新様式H運転△
3969
repaglinide
シュアポスト Surepost(住友)
 :0.25・0.5mg
レパグリニド(0.25・0.5 沢井)

適応

2型糖尿病 注意

1)適用においては,糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮

2)投与の際は,空腹時血糖が126mg/dL以上,又は食後血糖1時間値又は2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限る

用法

1回0.25mgより開始 1日3回 毎食直前 維持用量は1回0.25~0.5mg(増減) ►1回量を1mgまで増量可 注意

①食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱.効果的に食後の血糖上昇抑制の為,投与は毎食直前(10分以内)とする.又,投与後速やかに薬効を発現する為,食事の30分以上前の投与では食事開始前に低血糖を誘発の可能性

②重度の肝機能障害には低用量(1回0.125mg)から開始等,慎重投与

禁忌

1)重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡,1型糖尿病(輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須→投与不適)

2)重症感染症,手術前後,重篤な外傷(インスリン注射による血糖管理が望まれる→投与不適)

3)妊婦・妊娠

4)過敏症

注意

〈基本〉

➊使用にあたっては,患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明

➋低血糖症状あり→運転注意

③他の速効型インスリン分泌促進薬に比べ作用持続時間が長い→投与後数時間は低血糖症状あり.又,他の速効型インスリン分泌促進薬に比べ低血糖症状の発現頻度が高い→注意

④投与中は血糖を定期的に検査と共に,経過を十分に観察し,2~3カ月投与しても効果が不十分な場合→より適切と考えられる治療への変更を考慮

⑤速やかなインスリン分泌促進作用を有する.その作用点はSU剤と同じであり,SU剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が未確立→SU剤と併用しない

⑥本剤とインスリン製剤又はGLP-1受容体作動薬との併用における有効性及び安全性は未検討

〈適用上〉吸湿により硬度が低下する為防湿性のPTPを使用→使用直前にPTPから

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?