適応
糖尿病性末梢神経障害に伴う自覚症状(しびれ感,疼痛),振動覚異常,心拍変動異常の改善(糖化ヘモグロビンが高値を示す場合) 注意
1)糖尿病治療の基本である食事療法,運動療法,経口血糖降下薬,インスリン等の治療を行った上で尚,糖化ヘモグロビンが高値を示す患者に対して適用を考慮
2)本剤投与の対象の糖化ヘモグロビンは,HbA1c値(NGSP値)7.0%以上(JDS値6.6%以上)を目安とする
3)不可逆的な器質的変化を伴う糖尿病性神経障害の患者では効果は未確立
用法
1回50mg 1日3回 毎食前(増減) 注意経過を十分に観察→12週間投与して効果が認められない場合は他の治療に切り替える
注意
〈検査〉尿は黄褐色又は赤色を呈する→ビリルビン及びケトン体の尿定性試験に影響 〈その他〉黄褐色又は赤色の着色尿が現れることあり(本剤及び代謝物による)
患者背景
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中
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