適応
1骨粗鬆症
2以下の疾患による著しい消耗状態:慢性腎疾患,悪性腫瘍,外傷,熱傷
3以下の疾患による骨髄の消耗状態:再生不良性貧血
用法
1日10~20mg 分2~3(増減)
禁忌
1)アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑い(悪化)
2)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①男性への投与:定期的な前立腺検査
➋女性:変声の可能性を告げる
③肝機能障害,黄疸が現れることあり→特に長期投与する場合は,定期的に臨床検査(肝機能検査等)
〈その他〉蛋白同化ステロイド薬を長期大量投与された再生不良性貧血患者等で,肝腫瘍発生の報告
患者背景
〈合併・既往〉
①前立腺肥大(悪化)
②心疾患(Na又は体液の貯留)
③癌の骨転移(高Ca血症)
④糖尿病(耐糖能の低下)
〈腎〉腎疾患(Na又は体液の貯留) 〈肝〉肝疾患(悪化)
〈妊婦〉妊D禁忌(女性胎児の男性化) 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉慎重に(骨端の早期閉鎖,性