適応
1高Ca血症
2骨ページェット病
用法
11回40エルカトニン単位(増減) 1日2回朝晩 筋注又は点滴静注 ►点滴静注:1~2時間かけて注入 ►年齢及び血中Caの変動により適宜増減 21回40エルカトニン単位 原則として1日1回 筋注
禁忌
1)過敏症
2)妊娠末期の患者
注意
〈基本〉
①本剤はポリペプチド製剤であり,ショック症状を起こす可能性.アレルギー既往歴,薬物過敏症等について十分問診
②長期にわたり漫然と投与しない
③投与後初期において血清Ca濃度或いは臨床症状の改善がみられない場合は,速やかに他の治療方法に変更
〈その他〉原発性副甲状腺機能亢進症では,他の原疾患による高Ca血症に比べて効果が劣る
配合
①希釈する場合は,通常生食液を始めとする各種電解質を含む輸液で行う(電解質を含まない輸液の場合,容器への吸着により含量低下)
②含量低下は経時的に大きくなるので,希釈後速やかに使用
患者背景
〈合併・既往〉
①