適応
経口・経腸管栄養補給が不能又は不十分で,経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分,電解質,カロリー,アミノ酸,ビタミン,亜鉛,鉄,銅,マンガン及びヨウ素の補給 注意
1)経中心静脈栄養療法用の栄養輸液として組成を固定→重篤な肝障害,腎障害(透析又は血液ろ過患者を除く)等の特殊な輸液組成を必要とする疾患には使用しない
2)1号輸液は高カロリー輸液療法の開始時で,耐糖能が不明の場合及び病態により耐糖能が低下している場合の開始液,或いは侵襲時等で耐糖能が低下しており,熱量制限の必要がある場合には高カロリー輸液療法の維持液.2号輸液は通常の熱量が必要な患者の維持液
3)尿量は1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい
用法
1号:経中心静脈栄養法の開始時で,耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液,或いは侵襲時等で耐糖能が低下しており,ブドウ糖を制限する必要がある場合の維