適応
低K状態時のK補給
用法
1回K10mEq相当量 1日3~4回(増減) 注意
①血漿K濃度が3~3.5mEq/Lの軽症例では低用量から開始が望ましい
②原発性アルドステロン症による低K血症の場合は,抗アルドステロン薬併用
③低Cl血症性アルカローシスを伴う低K血症の場合は,本剤と共にClを補給することが望ましい
禁忌
1)重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下或いは投与直前の排尿が20mL/hr以下)
2)アジソン病患者で,アジソン病に対して適切な治療を行っていない(高K血症)
3)高K血症(不整脈,心停止の恐れ)
4)消化管通過障害(粘膜刺激作用により潰瘍,狭窄,穿孔の恐れ)
5)高K血性周期性四肢麻痺(発作誘発の恐れ)
6)過敏症
7)エプレレノン投与中
注意
〈基本〉血清電解質及び心電図の変化に注意.特に長期投与の場合は定期的に血中又は尿中K値,腎機能,心電図等の検査を実施,高K血症→中止
患者背景
〈合併