適応
ウィルソン病(ペニシラミンに不耐性である場合)
用法
1日1,500mg 食前空腹時に分2~4 ►年齢,症状及び本剤に対する反応等に応じ,1日1,000~2,500mgの範囲で増減 注意
①食前1時間或いは食後2時間以上の空腹時に服用し,他剤の服用或いは食物の摂取から1時間以上の間隔をあける
②臨床症状の効果が十分でない場合,或いは血清中の遊離銅濃度が20μg/dLを超える状態が続く場合→増量
注意
〈基本〉
①長期服用は,3~12カ月毎に血清中の遊離銅濃度(総血清銅とセルロプラスミン銅の差)及び尿中銅排泄量の測定を行う
〈適用上〉
➊服用に際し,カプセルを開けたり,噛んだりせず,多めの水で服用するよう注意
➋接触性皮膚炎を生じる可能性があるので,カプセルの内容物に曝された部位は速やかに水で洗浄
〈小児〉未確立 〈妊婦〉妊D有益のみ(動物で催奇形性の報告) 〈授乳婦〉不可(動物で乳汁中移行)
相互
〈併用注意〉