適応
〈適応菌種〉本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌(カ),モラクセラ・カタラーリス,大腸菌,クレブシエラ属,プロテウス・ミラビリス,プロビデンシア属(カ),インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属(カ),アクネ菌(カ) 〈適応症〉表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷及び手術創等の二次感染(カ),乳腺炎(カ),肛門周囲膿瘍(カ),咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,膀胱炎,腎盂腎炎,尿道炎(カ),バルトリン腺炎(カ),子宮内感染(カ),子宮付属器炎(カ),麦粒腫(カ),瞼板腺炎(カ),外耳炎(カ),中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎(カ),歯冠周囲炎(カ),顎炎(カ),猩紅熱(細) 注意咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,中耳炎,副鼻腔炎への使用にあたっては,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断した上で,本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること
用法
1回100mg 1日3回(増減) 小児細1日9~18mg/kg 分3(増減) ►風味図 注意カ血液透析患者では,1日100mg1回投与が望ましい
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間に留める
②ショックの恐れ→十分な問診
③汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血→定期的に検査
④急性腎障害等の重篤な腎障害→定期的に検査
⑤劇症肝炎等の重篤な肝炎,著しいAST・ALT・Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸→定期的に検査
〈検査〉
①テステープ反応を除くベネディクト試薬,フェーリング試薬による尿糖検査で偽陽性あり
②直接クームス試験陽性あり
〈その他〉
➊粉ミルク,経腸栄養剤等鉄添加製品との併用で,便が赤色調を呈することあり
➋尿が赤色調を呈することあり
患者背景
〈合併・既往〉
①