診療支援
薬剤

セフジニル新様式
6132
cefdinir(CFDN)
セフゾン Cefzon(LTL)
 カプセル:50・100mg
 細粒(小児用):10% 100mg/g(0.5g/包)
セフジニル(50・100  各社,50・100 沢井),セフジニル(10% 各社)

適応

〈適応菌種〉本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌(),モラクセラ・カタラーリス,大腸菌,クレブシエラ属,プロテウス・ミラビリス,プロビデンシア属(),インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属(),アクネ菌() 〈適応症〉表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷及び手術創等の二次感染(),乳腺炎(),肛門周囲膿瘍(),咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,膀胱炎,腎盂腎炎,尿道炎(),バルトリン腺炎(),子宮内感染(),子宮付属器炎(),麦粒腫(),瞼板腺炎(),外耳炎(),中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎(),歯冠周囲炎(),顎炎(),猩紅熱() 注意咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,中耳炎,副鼻腔炎への使用にあたっては,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断した上で,本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること

用法

1回100mg 1日3回(増減) 小児1日9~18mg/kg 分3(増減) ►風味‍ 注意血液透析患者では,1日100mg1回投与が望ましい

禁忌

過敏症

注意

〈基本〉

①耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間に留める

②ショックの恐れ→十分な問診

③汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血→定期的に検査

④急性腎障害等の重篤な腎障害→定期的に検査

⑤劇症肝炎等の重篤な肝炎,著しいAST・ALT・Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸→定期的に検査

〈検査〉

①テステープ反応を除くベネディクト試薬,フェーリング試薬による尿糖検査で偽陽性あり

②直接クームス試験陽性あり

〈その他〉

➊粉ミルク,経腸栄養剤等鉄添加製品との併用で,便が赤色調を呈することあり

➋尿が赤色調を呈することあり

患者背景

〈合併・既往〉

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