診療支援
薬剤

メフロキン塩酸塩E運転×
6416
mefloquine hydrochloride
メファキン Mephaquin(久光)
 :275mg

適応

マラリア 注意

1)予防に用いる場合には,マラリアに罹患する可能性が高く,医師が必要と判断した場合に投与を考慮

2)投与は成人を対象

用法

〔治療〕通常:体重に応じ,825~1,100mgを2回に分割(30≦体重<45kg:初回550mg,6~8時間後に275mg 体重≧45kg:初回550mg,6~8時間後に550mg) 感染地(メフロキン耐性のマラリア流行地域)及び症状により:1,100~1,650mgを2~3回に分割(30≦体重<45kg:初回825mg,6~8時間後に275mg 45kg≦体重<60kg:初回825mg,6~8時間後に550mg 体重≧60kg:初回825mg,6~8時間後に550mg,更に6~8時間後に275mg) 〔予防〕206.25~275mgをマラリア流行地域到着1週間前より開始し,1週間間隔(同じ曜日)で経口.流行地域を離れた後4週間は経口.尚,流行地域での滞在が短い場合であっても,同様に流行地域を離れた後4週間は経口(30≦体重<45kg:206.25mg 体重≧45kg:275mg) 注意

➊空腹時服用回避

②治療において,血液中のマラリア原虫数が2日以内に顕著に減少を示さず,又は増加し,臨床症状が不変もしくは悪化の際は,医師の判断で適切な薬剤に変更

③予防では副作用に留意し,投与期間は原則として12週間までとし,その後の継続投与は副作用の発現等に留意し,定期的に検査を実施等慎重に

!警告

‍ 予防に用いる場合には,現地のマラリア汚染状況も踏まえて,本剤の必要性を慎重に検討

禁忌

1)過敏症(本剤,キニーネ等の類似化合物)

2)低出生体重児,新生児,乳児

3)妊婦・妊娠

4)てんかん又はその既往歴(痙攣あり)

5)精神病又はその既往歴(精神症状の悪化)

6)キニーネ投与中

7)ハロファントリン(国内未承認)投与中

注意

〈基本〉

①マラリアに関して専門的知識を有する医師の

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