適応
1以下の疾患の自覚的並びに他覚的症状の寛解
a)肺小細胞癌,前立腺癌,子宮頸癌,骨肉腫
b)再発又は難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍,卵巣腫瘍,性腺外腫瘍)
c)悪性リンパ腫
2以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
a)悪性骨・軟部腫瘍
b)小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫,腎芽腫等)
注意再発又は難治性の胚細胞腫瘍には,他の抗悪性腫瘍剤との併用が必要(単独投与での有効性未確立.精巣腫瘍に対する単独投与は,奏効率が低く効果持続期間が短いとの報告)
用法
1a)1日1.5~3g(30~60mg/kg) 点滴静注・静注 ►年齢,症状により増減 1コース:3~5日間連日 末梢白血球の回復を待って,3~4週間毎に反復投与 1b)標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 1日1.2g/m2 5日間連日点滴静注 これを1コースとし,末梢白血球の回復を待って