診療支援
薬剤

メトトレキサート新様式EH
4222
methotrexate(MTX)
メソトレキセート(ファイザー)
 :2.5mg 注射用:5・50mg/V
 点滴静注液:200・1,000mg/8・40mL/V

適応

1以下の疾患の自覚的並びに他覚的症状の寛解(5・50mgのメトトレキサート通常療法)

a)急性白血病,慢性リンパ性白血病,慢性骨髄性白血病

b)絨毛性疾患(絨毛癌,破壊胞状奇胎,胞状奇胎)

2CMF療法(5・50mg):乳癌

3メトトレキサート・ホリナート救援療法(50・200・1,000mg)

a)肉腫(骨肉腫,軟部肉腫等)

b)急性白血病の中枢神経系及び精巣への浸潤に対する寛解

c)悪性リンパ腫の中枢神経系への浸潤に対する寛解

4メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法(50mg):胃癌に対するフルオロウラシルの抗腫瘍効果の増強

5M-VAC療法(5・50mg):尿路上皮癌

用法

1a)1日5~10mg 1週3~6回 小児幼児1.25~2.5mg,小児2.5~5mg 1週3~6回 b)1日10~30mg 1クール5日間 休薬期間は通常7~12日間 ►副作用が現れた場合は消失まで休薬.年齢,症状により増減 1〔5・50mg〕静脈内,髄腔内,筋肉内(必要に応じて動脈内,腫瘍内) a)1日5~10mg 1週3~6回 小児幼児1.25~2.5mg,小児2.5~5mg 1週3~6回 白血病の髄膜浸潤による髄膜症状(髄膜白血病):1回0.2~0.4mg/kg髄腔内 2~7日毎に1回 ►年齢・症状により増減 b)1日10~30mg 1クール5日間 休薬期間は通常7~12日間 ►副作用が現れた場合は消失まで休薬.年齢・症状により増減 〈調製法〉〔5mg〕通常5mgに注射用水2mLを加えて溶解し1mL中メトトレキサートとして2.5mgになるよう調製 〔50mg〕通常50mgに生食液20mLを加えて溶解し1mL中メトトレキサートとして2.5mgになるよう調製.高濃度溶液が必要な場合には注射用水2mLを加えて溶解し,1mL中メトトレキサートとして25mgになるよう調製 2〔5・50mg〕シク

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