診療支援
薬剤

ドキソルビシン塩酸塩(アドリアマイシン)新様式EH
4235
doxorubicin hydrochloride(DOX)(adriamycin)
アドリアシン Adriacin(サンドP)
 :10・50mg/V
ドキソルビシン塩酸塩(10・50 各社)

適応

1ドキソルビシン塩酸塩通常療法

a)以下の諸症の自覚的及び他覚的症状の寛解:悪性リンパ腫,肺癌,消化器癌(胃癌,胆嚢・胆管癌,膵臓癌,肝癌,結腸癌,直腸癌等),乳癌,膀胱腫瘍,骨肉腫

b)以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:乳癌(手術可能例における術前,或いは術後化学療法),子宮体癌(術後化学療法,転移・再発時化学療法),悪性骨・軟部腫瘍,悪性骨腫瘍,多発性骨髄腫,小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫,腎芽腫等)

2M-VAC療法:尿路上皮癌

用法

1

〔肺癌,消化器癌(胃癌,胆嚢・胆管癌,膵臓癌,肝癌,結腸癌,直腸癌等),乳癌,骨肉腫〕

a)1クール:1日1回10mg(0.2mg/kg)4~6日間連日 静脈内ワンショット投与後,7~10日間休薬 2~3クール繰り返す

b)1クール:1日1回20mg(0.4mg/kg)2~3日間 静脈内にワンショット投与後,7~10日間休薬 2~3クール繰り返す

c)1クール:1日1回20~30mg(0.4~0.6mg/kg) 3日間連日 静脈内にワンショット投与後,18日間休薬 2~3クール繰り返す

d)総投与量:500mg/m2以下

〔悪性リンパ腫〕

a)上記①のa)~b)に従う

b)他の抗悪性腫瘍剤との併用において,標準的投与量・投与法は以下の通り

1.1日1回25~50mg/m2静注 少なくとも2週間以上の間隔をあけて投与

2.1日目は40mg/m2,8日目は30mg/m2静注後20日間休薬 これを1クールとし繰り返す ►投与時は注射用水または生食液に溶解し,必要に応じ輸液に希釈(適減).総投与量:500mg/m2以下

〔乳癌(手術可能例における術前,或いは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法〕シクロホスファミドとの併用にて 1日量60mg/m2 1日1回静注投与後13日間又

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