適応
1急性白血病(慢性骨髄性白血病の急性転化を含む)
2悪性リンパ腫,乳癌
3肝細胞癌
用法
11日1回2~5mg/m2 5日間連続 3~4週間隔でゆっくり静注 21日1回2~4mg/m2を5日間連続,或いは1回8~14mg/m2,3~4週間隔でゆっくり静注 31日1回6~12mg/m2を3~4週間隔でゆっくり静注 ►年齢,症状により(増減) 注意
①静注時は,希釈液を3分以上かけてゆっくり投与
②点滴静注時は,30分以上かけて投与
禁忌
1)心機能異常又はその既往歴(心筋障害が現れる)
2)重篤な過敏症
注意
〈基本〉
①骨髄機能抑制,心筋障害等の重篤な副作用あり
a)緊急処置できる医療施設及び癌化学療法に十分な経験を持つ医師の下,投与が適切と判断される症例についてのみ投与
b)頻回な臨床検査(血液検査,肝機能・腎機能検査,心機能検査等)実施.心電図による心機能検査は原則としてコース(通常3~4週)毎に実施.又長期
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