適応
1子宮内膜症
2過多月経,下腹痛,腰痛及び貧血等を伴う子宮筋腫における筋腫核の縮小及び症状の改善
3〔3.75mg〕閉経前乳癌
4〔3.75mg〕前立腺癌
5中枢性思春期早発症
注意
1)2子宮筋腫に対しては根治療法でないことに留意(手術が適応となる患者の手術までの保存療法並びに閉経前の保存療法としての適用を原則),下腹痛,腰痛に対する効果は,投与初期には認められないので,その間は適当な対症療法を考慮
2)3開始にあたっては,原則としてホルモン受容体の発現の有無を確認し,ホルモン受容体が陰性と判断された場合には使用しない
用法
14週に1回3.75mg 皮下 ►体重が50kg未満の患者では1.88mgを投与可 ►初回投与は月経周期1~5日目に行う 24週に1回1.88mg 皮下 ►但し,体重の重い患者,子宮腫大が高度の患者では3.75mg ►初回投与は月経周期1~5日目に行う 344週に1回3.75mg