診療支援
薬剤

ツシジノスタット新様式H
4291
tucidinostat
ハイヤスタ Hiyasta(Meiji Seika)
 :10mg

適応

1再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫

2再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫

注意

1)1臨床試験組入患者の病型及び予後不良因子の有無等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分に理解の上,適応患者を選択

2)2適応となる疾患の診断は,病理診断に十分な経験を持つ医師又は施設で行う

3)2臨床試験組入患者の病理組織型等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分に理解の上,適応患者を選択

用法

1日1回40mgを週2回,3又は4日間隔で食後に経口(適減) 注意

①他の抗悪性腫瘍剤との併用について,有効性・安全性未確立

②副作用発現の際は次の基準を参考に休薬,減量又は中止〔開始用量:40mg,ステップ1(1段階減量):30mg,ステップ2(2段階減量):20mg,ステップ3:中止〕 

a)好中球減少

1.下記以外の1,000/mm3未満の好中球数減少:好中球数が1,500/mm3以上に回復するまで休薬.回復後は休薬前の用量で再開可.再開後に再び発現の際,回復まで休薬し,回復後は1段階減量して再開可

2.7日間を超えて持続する500/mm3未満の好中球数減少,発熱又は感染症を伴う1,000/mm3未満の好中球数減少:好中球数が1,500/mm3以上に回復するまで休薬.回復後は1段階減量して再開可

b)血小板減少

1.下記以外の50,000/mm3未満の血小板数減少:血小板数が75,000/mm3以上に回復するまで休薬.回復後は休薬前の用量で再開可.再開後に再び発現の際,回復まで休薬し,回復後は1段階減量して再開可

2.臨床的に重大な出血を伴う又は血小板輸血を要する50,000/mm3未満の血小板数減少:血小板数が75,000/mm3以上に回復するまで休薬.回復後は1段階減量して再開可

c)非血液学的事象(臨床的意義のない無症候性の検査値異常を除く)(G

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