適応
再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫 注意
臨床試験の登録患者の病型及び予後不良因子の有無等について,添付文書「17.臨床成績」の項の内容を熟知し,有効性・安全性を十分に理解の上,適応患者を選択
用法
200mgを1日1回空腹時(適減) 注意
①他の抗悪性腫瘍剤との併用について,有効性・安全性は未確立
②食後に投与の際,Cmax及びAUC低下の報告.食事の影響を避ける為,食事1時間前から食後2時間までの間の服用を回避
③副作用発現の際は次の基準を参考に,休薬,減量又は中止.尚同一副作用による減量は2段階まで(通常投与量:200mg,1段階減量:150mg,2段階減量:100mg,3段階減量:50mg,4段階減量:中止)(GradeはNCI-CTCAEに準じる)
a)好中球減少(好中球数500/mm3未満が7日間を超えて継続):好中球数が1,000/mm3以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量で投与.再開後に再び発現した際,好中球数が1,000/mm3以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量から1段階減量
b)血小板減少(血小板数25,000/mm3未満):血小板数が50,000/mm3以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量で投与.再開後に再び発現した際,血小板数が50,000/mm3以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量から1段階減量
c)貧血(Hb値8.0g/dL未満で赤血球輸血を要する):Hb値が8.0g/dL以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量で投与.再開後に再び発現した際,Hb値が8.0g/dL以上又はベースラインへの回復まで休薬.回復後に再開の際は休薬前の用量から1段階減量
d)非血液毒性(Grade3以上):Grade1以下又