適応
1治癒切除不能な進行・再発の胃癌
2治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
3切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
4がん化学療法後に増悪した血清AFP値が400ng/mL以上の切除不能な肝細胞癌
注意
1)1~3術後補助化学療法における有効性及び安全性は未確立
2)124一次化学療法における有効性及び安全性は未確立
3)1原発部位等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解の上,適応患者を選択
4)23添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解の上,適応患者を選択
5)3EGFR遺伝子変異陰性患者に対する本剤の一次化学療法における有効性及び安全性は未確立
6)4局所療法(経皮的エタノール注入療法,ラジオ波焼灼療法,マイクロ波凝固療法,肝動脈塞栓療法/肝動脈化学塞栓療法,放射線療法等)の適応となる肝細胞癌患者に対する本剤の有効性・安全性未確立
7)4使用にあたっては,初回投与時の血清AFP値に基づき,適応患者を選択
8)4臨床試験組み入れ患者の前治療歴,肝機能障害の程度等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解した上で,適応患者を選択
用法
142週間に1回,1回8mg/kgをおよそ60分かけて点滴静注.初回の忍容性が良好であれば,2回目以降の投与時間は30分間まで短縮可(適減) 2イリノテカン塩酸塩,レボホリナート,フルオロウラシルとの併用において,2週間に1回,1回8mg/kgをおよそ60分かけて点滴静注.初回の忍容性が良好であれば,2回目以降の投与時間は30分間まで短縮可(適減) 3ドセタキセルとの併用において,3週間に1回,1回10mg/kgをおよそ60分かけて点滴静注.初回の忍容性が良好であれば,2回目以降の投与時間は30分間まで短縮可(適減).EGFR遺伝子変異陽性の3では,エルロチ