適応
1根治切除不能な悪性黒色腫
2根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
3癌化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する結腸・直腸癌
4切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
5切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫
6根治切除不能な進行・再発の食道癌
注意
1)1~4本剤の術後補助療法における有効性・安全性未確立
2)1添付文書の「臨床成績」を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解の上,適応患者を選択.特に,化学療法未治療の根治切除不能な患者への単独投与では,他の治療についても慎重に検討
3)2IMDCリスク分類がintermediate又はpoorリスクの患者を対象
4)26添付文書の「臨床成績」を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解の上,適応患者を選択
5)3フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤,オキサリプラチン及びイリノテカン塩酸塩水和物による治療歴のない患者における有効性・安全性は未確立
6)3十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により,MSI-Highが確認された患者に投与.検査には,ニボルマブのMSI-Highを有する結腸・直腸癌患者への適応判定の補助を目的として承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いる.尚,承認された体外診断薬又は医療機器については,ウェブサイトから入手可能
7)3添付文書の「臨床成績」を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解の上,本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し,適応患者を選択
8)4臨床試験組入患者のEGFR遺伝子変異又はALK融合遺伝子の有無等について,添付文書の「臨床成績」を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解の上,適応患者を選択
9)56手術の補助療法における有効性・安全性未確立
用法
11日1回3mg/kgを3週間間隔で4回点滴静注 ►他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合はニボルマブと併用 23ニボル