診療支援
薬剤

レナリドミド水和物新様式EH運転×
429
lenalidomide hydrate
レブラミド Revlimid(ブリストル)
 カプセル:2.5・5mg

適応

1多発性骨髄腫

25番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

3再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫

4再発又は難治性の濾胞性リンパ腫及び辺縁帯リンパ腫

注意

1)12添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上で,適応患者の選択

2)2IPSS(International prognostic scoring system:国際予後判定システム)によるリスク分類の中間-2リスク及び高リスクに対する有効性及び安全性は未確立

3)3臨床試験に組入れられた病型及び予後不良因子の有無等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上で,適応患者の選択

用法

1デキサメタゾンとの併用で,1日1回25mgを21日間連日経口投与した後,7日間休薬.これを1サイクルとして投与を繰り返す(適減) 21日1回10mgを21日間連日経口投与した後,7日間休薬.これを1サイクルとして投与を繰り返す(適減) 31日1回25mgを連日経口投与(適減) 4リツキシマブとの併用で,1日1回20mgを21日間連日経口投与した後,7日間休薬.これを1サイクルとして最大12サイクルまで投与を繰り返す(適減) 注意

①腎機能障害患者では,血中濃度上昇の報告→投与量及び投与間隔の調節を考慮すると共に,状態をより慎重に観察し,有害事象の発現に十分注意

②高脂肪食摂取後の投与によりAUC及びCmaxの低下→高脂肪食摂取前後を回避して投与が望ましい

③血小板減少又は好中球減少を除くGrade3又は4の副作用(CTCAEに基づく)が発現の際は,休薬か中止を考慮.投与の再開は,患者の状態に応じて判断

1本剤を含む癌化学療法は,添付文書の「臨床成績」の内容,特に,用法・用量を十分に理解した上で行う

1本剤単独投与での有効性・安全性は未確立

1血小板減少又は好中球減少が発現した場合には,以下を

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