診療支援
薬剤

デキサメタゾン新様式EH
2454
dexamethasone
レナデックス Lenadex(ブリストル)
 :4mg

適応

多発性骨髄腫

用法

40mgを1日1回,4日間経口(尚,投与量及び投与日数は,患者の状態及び併用する他の抗悪性腫瘍剤により適減) 注意本剤を単独又は他の抗悪性腫瘍剤との併用で使用する場合の投与量,投与スケジュール等については,学会のガイドライン等,最新の情報を参考に投与

!警告

‍ 施設緊急対応.医師十分な知識,経験.IC

禁忌

1)過敏症

2)次の薬剤を使用中〔デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿),リルピビリン塩酸塩,リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン,リルピビリン塩酸塩・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩・エムトリシタビン,リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム,ダクラタスビル塩酸塩,アスナプレビル,ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・ベクラブビル塩酸塩〕

注意

〈基本〉

①誘発感染症,続発性副腎皮質機能不全,消化性潰瘍,糖尿病,精神障害等の重篤な副作用あり→以下の注意が必要

a)投与中は副作用の出現に対し,常に十分な配慮と観察

b)投与中止後,離脱症状あり

②投与中,又は中止後6カ月以内では,免疫機能が低下あり,生ワクチンの接種により,ワクチン由来の感染を増強又は持続させる恐れ→生ワクチンを接種しない

➌特に,投与中に水痘又は麻疹に感染すると致命的な経過をたどることあり→以下の注意が必要

a)投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認

b)水痘又は麻疹の既往のない患者では,水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察.感染が疑われる場合や感染の際は,直ちに受診するよう指導し,適切な処置

c)水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けた患者でも,本剤投与中は,水痘又は麻疹を発症する可能性

④緑内障,後嚢白内障→定期的に検査

⑤褐色細胞腫の合併を認識せずデキサメタゾン製剤(経口・注射)を投与した際に褐色細胞腫クリーゼを発

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