適応
1以下のクリオピリン関連周期性症候群:家族性寒冷自己炎症症候群,マックル・ウェルズ症候群,新生児期発症多臓器系炎症性疾患
2高IgD症候群(メバロン酸キナーゼ欠損症)
3TNF受容体関連周期性症候群
4既存治療で効果不十分な家族性地中海熱
5既存治療で効果不十分な全身型若年性特発性関節炎
注意
1)4コルヒチンによる治療を行っても,疾患起因の明らかな臨床症状が残る場合に投与
2)5副腎皮質ステロイド薬による治療を行っても,効果不十分な場合に投与
3)5重篤な合併症としてマクロファージ活性化症候群(MAS)を発症することあり.MASを合併している場合,MASの治療を優先させ本剤は投与開始しない.投与中にMAS発現時は,休薬を考慮し,速やかにMASの治療を行う
用法
1体重40kg以下:1回2mg/kg,体重40kg超:1回150mgを8週毎に皮下投与 2~4体重40kg以下:1回2mg/kg,体重40kg超